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器用貧乏は赤魔道士になれ

極小ベンチャー企業のひとり管理部門担当者が、多岐に渡る日々の業務のことだったり全然関係ないことだったりを書くブログ

資金繰り表のない会社などこの世から消えてなくなれ!-資金繰り表概論-

こんにちはこんばんは、器用貧乏のケイリです。

今回のエントリーは資金繰り表について書こうかと思います。

そしてできれば、この先資金繰り表に関するエントリーを幾つか書きたいと考えています。

 

ちなみに、このエントリーはこれから起業を考えている人や、個人事業主、零細企業、または中小企業でもかなり小規模の企業の経営者・経営管理者で、資金繰り表が何なのかよく分からなくて作成したことがない人向けに書いたつもりです。

なぜなら、企業を経営しようという立場で、資金繰り表について、もしくはその重要性について理解できていないのは致命的だからです。

 

一方、もしもそこそこの規模の企業なのに資金繰り表を作成していない、という会社にお勤めの経理担当者の方がいらっしゃれば、今すぐに資金繰り表を作って下さい。

まあよく資金繰り表なしでそれなりの規模にまで成長したものだと感心もしますが、その繁栄は砂上の楼閣かもしれませんよ。

 

話を続けます。

 

 

資金繰り表とは何か

資金繰り表とは、簡単に言うと、お金(キャッシュ)の出入りを表した表のことです。

たいていは一月単位で未来のキャッシュの出入りを記載し、データ形式はエクセルが多いです。

フォーマットをダウンロードできるサイトがいくつかあるので、参考までに載せておきます。

 

日本政策金融公庫

各種書式ダウンロード|中小企業事業|日本政策金融公庫

 

京都銀行

資金繰り表・経営改善計画書ダウンロード|法人・個人事業主のお客さま|京都銀行

 

しずおか信用金庫

資金繰り管理表 | 経営管理資料 | 経営サポート | 事業者のお客さま | しずおか信用金庫

しずおか信用金庫のフォーマットは日次で資金繰り表が作成できます。資金繰り表の作成に慣れてくれば、いずれ日単位での資金繰り管理の必要性を感じることになるのではないかと思います。

 

資金繰り表のフォーマットをいくつか挙げてみたものの、これらは基本的に融資先などの外部に企業の資金繰り状況を見せるためのものであって、経営者自身が資金繰りについて理解するには項目が大雑把すぎて向いていないのではないかと思います。

わたしはあくまでも事業を動かす人に資金の動きについて理解を深めてもらいたいので、なるべく経費項目を細かく設定した資金繰り表を使うことをお勧めします。

 

 

なぜ資金繰り表が重要なのか

会社法に定められている計算書類には以下のものがあります。

  • 貸借対照表
  • 損益計算書
  • 株主資本等変動計算書
  • 個別注記表

 

これら以外に、上場企業ではキャッシュフロー計算書の公表が義務付けられています。

キャッシュフロー計算書はお金の流れを把握するという意味で、資金繰り表と似ていますが、資金繰り表は未来のお金(キャッシュ)の動きの予測をまとめたものであり、それに対してキャッシュフロー計算書は過去のお金(キャッシュ)の動きの実績を表したものです。

上場企業においてあえてキャッシュフロー計算書の開示が求められているのは、やはりお金の動きが企業の存続において非常に重要だからです。

 

極端に言えば、たとえ毎年損益が赤字(マイナス)であったとしても、お金のやり繰りさえできれば、企業は存続し続けられるのです。

逆に、”黒字倒産”という言葉があるように、たとえ損益が黒字(プラス)でも、お金がなくなれば会社は経営が立ち行かなくなり、あっけなく倒れてしまいます。

会社の経営状態を手っ取り早く理解・予測できる財務資料、それが資金繰り表です。

 

長くなるので今日はここまでにします。

 

間違いのない資金繰りのツボがよくわかる本

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