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器用貧乏は赤魔道士になれ

極小ベンチャー企業のひとり管理部門担当者が、多岐に渡る日々の業務のことだったり全然関係ないことだったりを書くブログ

補助金は「収入」ではなく「費用」です

こんにちはこんばんは、器用貧乏のケイリです。

今週から突然暑くなりましたね。急激な気温の変化についていけなくてすでに夏バテです。

 

今回はささやかな心の訴えを誰かにお届けします。

 

今まで、いくつか研究開発における補助金についてのエントリーを書いてきました。

jackofalltradesandmasterofnone.hatenablog.com

 

jackofalltradesandmasterofnone.hatenablog.com

 

jackofalltradesandmasterofnone.hatenablog.com

 

わが社はお金がないので、補助金に関する情報には目を配っていますし、そういう情報を第三者から教えて頂くこともよくあります。

そして心理的ストレスで頭に血が昇るくらい本当にお金に困っていた時期は、お金が入ってくるならなんでもいいじゃないという感じで、ベンチャーキャピタルや大株主からは「補助金を取れ」とよく言われていました。

 

でもね。

上のエントリーにも書きましたが、補助金って費用に対する”補助”なんです。

お金を使わないともらえないものなんです。

 

実際にお金が入ってくるので、収益だと感じてしまうのでしょうか。

経理の勘定科目でも、委託事業なら売上になりますし、補助事業なら雑収入になるなど、とにかく収益として処理しますので、そう思うのも仕方ないかもしれませんが。

 

しかし実際のところ、費やすお金の一部を政府などが負担するというのが補助金です。

あくまでも補助金の直接的ターゲットは「お金を費やすこと」にあります。補助金とは、お金を使う負担を軽減するためのものなのです。

 

会計学的に言うと、費用(コスト)とは、収益を生み出すための活動を貨幣的価値で表したものです。

コストをかける目的は、売上をあげることにあります。ですので、お金を費やすときには、それが売上UPにどれほど貢献するかを意識しなければいけません。そして補助金は、売上をあげるためのコスト活動を援護してくれます。

 

営利企業の存在意義は利益追求ですので、どう活動すれば売上が伸びるのかという戦略を企業は日々練っています。

しかし補助金に採択されること自体が目的化してしまうと、コスト活動の内容がそれによって決定されてしまいます。

つまり、売上をあげるためのコスト活動ではなく、補助金をもらうためのコスト活動になってしまうのです。

こうなってしまえば、経営戦略などもはや存在しませんし、結局は売上をあげられない体制が温存され、企業はやがて朽ち果てるのです。

 

ていうか、こんなの企業経営じゃないでしょ。単なる経営ごっこでしょ。

ということを口でスラスラと説明できるようになりたい!

 

補助金の申請と会計・税務

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