器用貧乏は赤魔道士になれ

極小ベンチャー企業のひとり管理部門担当者が、多岐に渡る日々の業務のことだったり全然関係ないことだったりを書くブログ

「哲学」の波打ち際を歩いてみたらそこは意外に居心地よかった

こんにちはこんばんは、器用貧乏のケイリです。

前回のエントリーで最近哲学にすごく関心があることを書きましたので、今回は哲学との出会いについて書こうと思います。

 

結論から言うと、自分でもはっきりと認識できるくらい明確に哲学への関心が高まったのは、このアニメ作品を観たことがきっかけです。

PSYCHO-PASS サイコパス VOL.1【Blu-ray】

PSYCHO-PASS サイコパス VOL.1【Blu-ray】

 

人間の心理状態を数値化する「シビュラシステム」によって、個々の適性に合った職業選択が行われたり、罪を犯す心理傾向にある人間(潜在犯)を割り出して隔離するような近未来の日本が舞台の作品です。

 

この作品の登場人物の中で、執行官(厚生省所属の刑事)の狡噛慎也とテロリストの填島聖護が読書家でして、本から引用したセリフが繰り出されたり、二人が本を手にしているシーンがあったり、本について話しているシーンが出てきたりします。

やはり読書好きとしてはそれらの本の内容が気になります。ですので、ネットで調べて読み漁りました。

ジョージ・オーウェルの「1984」、シェイクスピアの「タイタス・アンドロニカス」、ジョセフ・コンラッドの「闇の奥」、スウィフトの「ガリヴァー旅行記」etc...

その中には哲学者の著書もありました。ルソーの「人間不平等起源論」、オルテガの「大衆の反逆」、ニーチェの「善悪の彼岸」。

 

これらの本はいつも図書館で予約して借りていたのですが、ある日図書館で哲学関係の本が並べられている棚を覗くと、「ハイデガー入門」という本がありました。ちなみにハイデガーはドイツの哲学者です。

ハイデガー入門 (ちくま新書)

ハイデガー入門 (ちくま新書)

 

この本を読んだ時、大変衝撃を受けました。なぜならさっぱり理解できなかったからです。「入門」なのに入門の門すらくぐれない! ハイデガーって何者!?

著者の名誉のために申しますと、著者も本書の中で”あえて分かりやすいようには書いていない”としています。”分からないということが分かればいい”とは、ある意味解説書としては斬新なアプローチです。

後で知りましたが、ハイデガーの「存在と時間」は哲学書の中でも相当難しい本らしいです。

 

余談ですが、2016年冬アニメの「アクティヴレイド」で、黒騎が初登場するシーンでは電車の中でハイデガーの「存在と時間」を読んでました。すごいな、黒騎。見かけによらずインテリなんですね。

 

話は戻って。「ハイデガー入門」でなんとなく読み取れたのは、プラトンアリストテレスを理解できないとハイデガーは理解できないのではないかということです・・・多分。

しかし、そもそもプラトンアリストテレスは紀元前4世紀頃の哲学者。かたやハイデガーは1900年代の哲学者です。この二千年以上に渡る哲学界の変遷がハイデガーに影響を与えていないわけはない。はず。

 

そう思ってまずは哲学史入門的な本を中心に読むことにしました。

たとえばこれとか。

図解 哲学がわかる本

図解 哲学がわかる本

 

 

これとか。

図解 哲学 人物&用語事典

図解 哲学 人物&用語事典

 

 

これとか。

 

これとか。

あらすじとイラストでわかる哲学

あらすじとイラストでわかる哲学

 

 

今はこれを読んでます。

哲学 (図解雑学)

哲学 (図解雑学)

 

この「哲学(図解雑学)」は他の本と比べて、近現代の哲学の潮流と東洋哲学について多めにページが割かれています。

 

他にもいくつか哲学入門的な本を読みました。

たとえばこれとか。

文庫1冊で読める 哲学の名著 (中経の文庫)

文庫1冊で読める 哲学の名著 (中経の文庫)

 

 

これとか。

超訳「哲学用語」事典 (PHP文庫)

超訳「哲学用語」事典 (PHP文庫)

 

 

あとはこれとか。

哲学の起源

哲学の起源

 

この「哲学の起源」は哲学の入門書ではなく、ソクラテスプラトンの師匠)へと続く無支配的(イソノミア)思想の源流について書かれています。今は手元にはないので詳細には言えませんが、読んでてすごく面白かった記憶があります。

 

だいたい哲学史の流れも見えてきたので、そろそろ個々の哲学者の著書に手をつけようかとゴールデンウィークの昼下がりです。