私を構成する9枚
twitterのトレンドに上がっていたタグ#私を構成する9枚を見て、先日選んだ音楽アルバムをツイートしました。
新旧取り混ぜてみたけど、やっぱり9枚じゃ足りないね。#私を構成する9枚 pic.twitter.com/YLNGo6MwBp
— ケイリ (@jaggedlittlepi3) January 29, 2016
このまま放置するのももったいないので、ブログにも書いてみようと思います。
では、一番最近のものから。
1.hollow world/ぼくのりりっくのぼうよみ
去年の年の瀬から私の中でヘヴィーローテーションです。
現役高校生ですってよ、奥さん。
音楽界の動向が書かれているネット記事を読んでたら、同じ高校生ミュージシャンのシンリズム君(ちなみにシンリズムは本名です)とともに紹介されてたんです。
シンリズム君のことは知ってたんですが、このぼくのりりっくのぼうよみ君のことは知らなかったので、iTunesで探して視聴してみたら、もう何とも言えない心地よさがあって、瞬間的に気に入って即ポチでした。
今の若い世代の音楽を聴いていると、CDというパッケージングされた音楽商法には彼らのスタイルは合ってないんだろうなーと思います。
作ったものをそのままネットで公開して、そしたらフィードバックなんてすぐに得られて、それをまた制作に組み込んでいく。
出来たものを持ってライブを演って、そこでまた種類の違った体感的フィードバックを得られれば、それだけで完結しちゃうんじゃない?
2.i AGAINST i/SiM
SiMのことをまず初めに知ったのはアニメ「神撃のバハムート」のOP曲「EXiSTENCE」です。ひと聴きして痺れましてね。
で、これまたiTunesで漁ってたら、一番新しい音がこのミニアルバムだったんです。この作品のひとつ前のアルバム「PANDORA」も好きなんですけど、どちらかを選べと言われたら、この「i AGAINST i」の方を選びます。
彼らのバンドはレゲエパンクというジャンルを謳ってるらしいんですが、わたしが気に入っているのは、レゲエとラウド系のサウンドが変に混ぜすぎてないところです。
曲のいろいろな局面で立ち位置がレゲエになったり、ラウド系になったりして、そのスイッチする間に物語性を感じるというか、ちょっとプログレっぽさを想起します。
ライブ行きたいけどなー。おばさんでも行っていいのかなー。隅っこでじっとしてれば大丈夫かなー。
3.MAN WITH A MISSION/MAN WITH A MISSION
たしかFMラジオで「FLY AGAIN」を聴いたのがきっかけだったと思います。
当時はまだリリースされてたフルアルバムはこれだけだったので、多分2011年か2012年くらいかな。
とにかく、ファーストアルバムでいきなりハイレベルな完成度だったので、驚いた記憶があります。
彼らは頭が狼なものですから、実はそれなりにキャリアのある人たちが顔を隠してやってるんじゃないかと邪推したくなるくらい初っ端から玄人っぽかったです。
もうアラフォーロック好きの好物が全部詰まってますよ、これ。
4.songs about jane/Maroon 5
2002年のリリースですか。もうそんなに経つんですね。当時バカ売れしました。
たしか日本盤のリリースがちょっと遅くてですね、輸入盤を購入した覚えがあります。
とにかく捨て曲が一切なく、R&BとROCKの融合がボーカルであるアダム・レヴィンの高音ボイスによく合ってます。
昨年の大阪公演、キャンセルになってしまったんですよね。平日だったんでチケットは取らなかったんですが、振替もなしなのは残念です。
5.聖なる海の歌声/アディエマス
アディエマスはジャンルはなんて言うんだろう。クラシック? イージーリスニング?
来日ライブはクラシックコンサートが行われるような会場で開催されてましたが。
「聖なる海の歌声」は1995年にリリースされたファーストアルバムですが、これと2枚目の「蒼い地球の歌声」は今でも私の安眠音楽です。
ボーカルが入ってるんですが、いわゆるスキャットというか、発音自体には意味のない歌声が旋律に合わせて奏でられていて、それが原始的な雰囲気を帯びていて気持ちが安らぎます。
6.GUITARHYTHM/布袋寅泰
ギタリスト布袋寅泰のソロ・ファースト・アルバムです。
Rockです。The Rock。Rock or Rock or Rock。
まだ中学生だったわたしは、ちっぽけで短い人生経験しかありませんでしたが、あぁこれがRockなんだと、これこそがRockなんだと確信した1枚です。
7.CAROL/TM Network
日本の音楽シーンの歴史を語るのに、絶対にはずせないとわたしが勝手に認定している神アルバムです。
SEKAI NO OWARIがやっているようなファンタジックなステージは、もう25年前にTM Networkがやってました。
ていうか、大概のことをこのユニットはやってます。
実はけっこう影響を与えているTM NETWORKの凄さ - NAVER まとめ
もし中学生に戻って何かをやり直せるとしたら、当時このアルバムのツアーには行けなかったので、チケットを(犯罪以外の)どんな手段を使ってでもGETすることでしょう。
8.交響曲第5番「運命」/ベートーヴェン
言わずと知れた、交響曲第5番「運命」。
しかし、「運命」というタイトルは正式なものではありません。
ベートーヴェンの弟子が、冒頭のジャジャジャジャーンは何を意味するのかをベートーヴェンに質問したところ、運命が扉を叩く音と答えたという話がありますが、 あまり信憑性の高いエピソードではないそうです。
初めてこの交響曲を最後まで聴いたとき(たしか高校生だったと思います)、第3楽章から第4楽章にかけて暗から明に曲調が変わるところで、わたし、涙が出たんです。
絶望に暮れる自分の精神の中からかすかに光を見つけだすような、救われた気持になれる作品です。
この年になってもこの箇所はグっときます。本当に落ち込んでどうしようもなくなったとき、この曲を聴くようにしています。
9.B'z The Best XXV 1999-2012/B'z
人生の半分以上は彼らの音楽を聴いて生きてきました。これからも聴きて生きていきます。愛してます。
以上。
あれ? 歌モノが男性ボーカルばかりになってしまいました。
ちなみに女性ボーカルだと、Alanis Morissetteとか、Cocco、Evanescence、Holly Coleが大好きです。